みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
学生ローン (Student loan)
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    ニュースでアメリカの学生のスチューデント・ローンのことを報じていた。

    それによると、アメリカでは大学を卒業する三分の二の学生が平均で2万4千ドルの学生ローンを借りているため、卒業と同時にその借金返済に追われる。なかには10万ドル以上の借金をしている者もいるという。

    アメリカでも就職難が続いているため、大学や大学院を卒業したからといって、簡単に職にありつけない昨今、この借金返済で首がまわらない若者が急増中とのこと。

    とくに、こうした借金は卒業と同時に返済を迫られることが多く、また職があったとしても、借金が膨大で返済能力を超えてしまうこともあり、深刻な問題となっているそうだ。

    そもそも、学生の分際で将来の展望がない時点で住宅ローンなみの借金をするってどうよ?と私などは思うのだが……。どうもここの文化として、大学に行くためにスチューデント・ローンを借りることはごくごくフツーのことのようだから困ったもの。

    たぶん少し前までなら、大学さえ出れば、じゅうぶん借金返済してもおつりが来るだけの職につくことができ、このしくみも成り立っていたのだろう。

    それがネコも杓子も大学に行くようになり、そのうえ、経済低迷、就職難という状況が続き、学生ローンというシステム自体に問題が出てきているように思う。

    通常、借金返済が無理なら自己破産という手があるが、ニュースによると、スチューデント・ローンはそれすらも適用されないらしい。

    大学、大学院を出たばかりで、一千万円級の借金があるなんて、その先どう人生設計していけばいいのか?人ごとながら気が遠くなる。

    息子たちに、「借金がないことも財産」学生ローンだけは手を出すなと伝えている。
    ところでこんなCMが!なんて露骨で見難いこと!これでは大学=お金? 
    学ぶことに価値があるとか、幸せの基準とかは無視のよう。
    もっとも大学=借金地獄というケースが社会問題となった今、これももう成り立たないかもしれないけど……
    | yahoi | カレッジネタ | 06:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
    大学行事
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       我が家の住む町の中心には、ミシガン州では、生徒数が4番めの規模を誇る総合大学がある。明日からの新学期に向け2万人以上いる学生が、町に帰って来て活気が戻って来た。

      新年度オープニング行事
       日曜の今日、明日からの新学期スタートに向けて、恒例の大学行事があった。昨年も紹介したコレ で、「えっ〜、もうあれから一年が経ったの?」と思いながらも、家族で出かけた。

      テコンドーのデモ
      息子たちは、昨年同様、テコンドークラプのボスとして、新メンバー獲得のために、デモンストレーションを披露したり、リクルートに精を出していた。

      マット・カーニーコンサート
      夜のライプコンサートには、最近全米でじわじわと人気が出ている、マット・カーニーが、呼ばれていて、会場はとにかく熱気でむんむん。

       大学のキャンバスは広大で、歩いて一周するには広すぎるが、うちから道路を一本隔てれば、そこはキャンバス。大学の図書館の蔵書は、学生だけでなく、地域の誰もが借りられる。ものすごい数のコンピューターが設置されていて、インターネットも使い放題。カフェテリア、ブックストア、博物館、美術館、定期的に催される数々のイベントも、ほとんどが“Open to Public”と謳われ、地域住民に解放されている。こうした、米国の大学の懐の広さのおかげで、この地に住む住人としても、我が家の一年は、大学行事とともに歩んでいるという感じだ。

       全米の中でもミシガン州は、経済低迷がひびき、けっして裕福な州ではないのが現状だ。特に工業都市の中には、廃虚のようにさびれてしまい、治安もよくないというところがある。その点、経済の中心が大学という我が町は、住民の多くも必然的に高学歴なうえ、常に若者の活気に満ち溢れていて比較的住みやすいといえる。大学には世界じゅうからの留学生や研究者もいるため、外国人に対しての偏見も少ない。アメリカという大国の中で、世界の縮図のような環境が築かれ、多国籍の人々に接することができるのは、この地で暮らすことの大きなメリットと言える気がする。
      | yahoi | カレッジネタ | 03:13 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
      卒業の季節
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        アメリカの大学では卒業の季節が到来。

        卒業の季節です

        家族と共に卒業式に出席した後、思い出のギャンパスのあちこちで、記念撮影をする光景が見られましたが、2006年度が終了し、学生たちは故郷に戻って行きました。

        春が来た
        そして日頃賑やかな大学キャンパスに束の間の静寂が訪れました。
        新緑や花が見事です。
        | yahoi | カレッジネタ | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
        学生相手のローカルビジネス
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          大学町のここでは、ローカルビジネスにおいても学生たちがお得意様だ。そんなわけで毎年、新年度が始まる度に地元の商店が一同に集まり、学生にお店や商品の宣伝をするフェアが大学内で開かれる。

          レストラン、喫茶店、レンタルビデオ屋、美容院、楽器屋、アイスクリーム屋、ピザ屋、サンドウィッチ屋、ドーナツ屋、ネイルサロン、日焼けサロンなどなど、若者向きのお店のブースが大集合。

          フリーフード万歳

          たった二時間ほどの間に、各テーブルでは試食用の食べ物が大判振る舞いされ、それぞれのお店のクーポン券や粗品などもどんどん配られるので行かなきゃ損のイベントなのだ。全ての店のビザ、チキン、サンドウィッチ、パンケーキ、ドーナツ、アイスクーム、ジュースにコーヒーまで試食したら、すっかりお腹いっぱいになった。

          満腹で家に戻り、子どもたちにも今日の夕飯はそこで済ませるようにと送り出す賢い母であった。
          | yahoi | カレッジネタ | 03:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
          違う人たち
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            我が家は大学キャンパスとはほとんど隣同士みたいなもの。もともと当地は大学町なので、大学行事は町内行事のような感覚だ。

            大学の新年度スタート前日の今日、大学内に存在する多数のクラブや団体を紹介するためのイベントが催された。毎年の恒例行事なのだが、フレッシュマンウェルカムを兼ねているので、移動遊園地までが来て、学生たちは子どものように遊び、陽が落ちてからは、野外コンサートも催された。地元で商売をする店は新学生として町に入ってきた学生たちに店の宣伝をするため集結。よって、このイベントではアイスクーム、サンドイッチ、ビザなどなど、サンプルもどんどん振舞われるのでお腹はいっぱいになる。

            テントに出されたテーブル

            この日、テントには300を越えるクラブや団体のテーブルが出され、それぞれの活動者が思い思いに宣伝、デモンストーションをしたり、ブローシャーを配ったりと、新しい仲間獲得に燃える。

            数々のテーブルを巡りながら、毎年思うが、いろんな国のいろんな人種、いろんな興味にはただ唸る。それぞれが持っている“違い”を目の当たりにすると、地球が見えて来るようでもある。元気の良いチアリーダー、柔道部のアメリカ人お姉さんたち、聖書勉強会のお兄さんたち、動物愛護団体に、環境問題研究会、性病を考える人たちに、何を考えているのかわからない人達などなど、さすがアメリカ、人種の坩堝。いろんな人がいろんなことに興味を持っているなぁと感心する。

            テコンドーデモ

            うちの息子たちは、大学公認テコンドークラプの代表者としてテコンドーのデモを青空の下で何度も実演。アメリカで、日本人なのになぜ韓国空手のテコンドー?と突っ込まないでね。そこがアメリカぽいとこなのですから。

            とにかくたくさん食べたし、飲んだし、爽やかな日でした。


            | yahoi | カレッジネタ | 06:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
            受講クラスは先生の査定サイトを見てから決める
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              今月から、娘と息子に続き、二番目の息子も大学生となる。新学年のスタートを目前にやっと重い腰を上げそれぞれが準備に取り掛かっている。

              大学のクラスレジストレーションは、今や全てオンラインでできる。まずは、コンピューターの画面とにらめっこしながら、受講クラスについて、あ〜でもないこ〜でもないと姉兄弟で情報交換しながら決定。今どきの大学生は、クラスを選ぶのにまずは、★ここで教授の査定を見る。全米中のほとんどの大学の先生が、生徒により査定されている。ネット上に、生徒の勝手な査定が公開されるのだから、先生からするとそら恐ろしいことだと思う。こんなことのために、先生が生徒に媚を売らないといいけど、などと思うのだが、学生たちは、結構当たっていると言う。

              クラスが決まったら、教科書を買わなければならないがこの教科書がどれもこれもバカ高い。新品と並んで中古本も売られているが、早くしないと、中古本から売り切れる。高いだけあり、ほとんどの学生は、学期の終わりにまたそれを売る。運悪く改訂版が出てしまうと、買い取ってもらえない場合もあるが、中古を買い、それを売り、中古を買うことで、新品を買い続けるよりはかなり教科書代を浮かすことができる。

              中古テキストブック

              娘は、必須の教科書を買わずに過ごし、好成績を修めた経験があるので、教科書なんか無くても平気と豪語するが……。でもあった方が便利に決まっている。

              | yahoi | カレッジネタ | 05:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
              留学生ウェルカムレセプション
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                アメリカでは新年度が始まる準備が着々と進んでいる。

                先日ハイスクールを卒業した17才の息子も今月から大学生となる。日本の学齢だとまだ高校三年生のはずだけど、サモアを経由してアメリカに渡ったので、学齢がこんがらがってしまった。

                サモアで七年生を半分終えて、アメリカに来たので、七年生はもう終わったことにして、アメリカでは八年生から始めてしまった。なので、厳密に言うと、この息子は七年生を半分飛ばしてしまったことになるが、実力さえあれば、飛び級ありのここではあまり関係ないことだ。これで21歳の娘、19歳の息子に続き、我が家に三人目の大学生が誕生だ。

                新入学留学生のレセプション

                本日留学生のためのレセプションがあったので顔を出して来た。今年は中国勢パワーが目だった気がする。息子たちの大学では、今年は、39カ国から160名の留学生を受け入れているとのことだ。

                | yahoi | カレッジネタ | 02:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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