みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
ハイスクールグラジュエーション
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    本日無事、末息子がハイスクールを卒業。
    卒業証書をもらう瞬間

    ハイスクールの卒業式参列は4度目。でもこれで最後と思うとうれしいようなさびしいような……。長いこと、ご苦労様でしたワタシ。

    帽子投げ
    卒業式の定番、帽子投げの瞬間。
    | yahoi | ハイスクールネタ | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
    表彰式 (Senior Honors Recognition Program)
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      末息子のハイスクールの卒業式を日曜にひかえ、今夜はシニアの表彰式に出席した。
      2010 ハイスクール表彰式
      四人の子どもたちがお世話になったハイスクールでは毎年年度末に、優等生の発表を兼ねた表彰式が催される。特にハイスクール最後の学年であるシニアは、大学進学者の奨学金受章者や各学科ごとで授与されるあらゆる受賞者を表彰するため、たっぷり二時間以上の式典となる。

      なかには、大学から複数の奨学金を得たうえ、さらに幾種類もの賞金を伴なう賞を総なめにし、この日だけでいったいいくら稼いだのか?!と思わず゛足し算してしまいたくなるような優秀な生徒もいる。ハイスクール時代の四年間、勉強、スポーツ、地域奉仕、芸術などなど、しっかり活動して結果を出したものがそれを評価され報われる瞬間ともいえる。

      このイベントに出席するのは、四度目だが毎回、奨学金制度の充実度には敬服する。日本に比べると、結果を出した者にたいしての、「ご褒美であり、さらなる応援の印」でもある奨学金の種類の多いこと。大学や州、企業が出す大きな奨学金から、$2500、$1000、$500、$300といった小さなものまで。おかげで、我が家のようにアメリカ人でもないのに、四人の子ども全員がなんらかの奨学金をいただいている。(なんて懐広いのだ)

      特に、ハイスクール在籍ちゅになんらかの理由で亡くなってしまった生徒や職員の遺族が追悼のために設立したMemorial scholarship というのも目立つ。たとえば、今年は、昨年水の事故で亡くなってしまった男子生徒のメモリアルスカーラシップが新たに加わっていた。こうした奨学金は、生前の故人を偲ばせる活動を重視した選出となるので、ゴルフが得意だった生徒なら、成績が優秀なだけでなくゴルフができる子の中から選ばれるし、故人が英語の先生だと選出のためにエッセイを書かせたりするのが特色だ。

      今夜の式典では、つい先日交通事故で亡くなったばかりの女生徒のお姉さんが亡くなった妹にかわり、数々の賞を受け取っていたのが涙をさそいながらも、大きな拍手で讃えられていた。本来、この席で堂々と表彰されるべきと思うとほんとに無念だ。

      さてさて、うちの愚息も遅刻が多くて危なげながら、とりあえずは四年間通して優等生でいられたため表彰された。これで四人の子どもたち全員、全学年を通して優等生としてハイスクール生活を終えたことになる。地元州立大学では、優等生で卒業した生徒には、年間、$2000の奨学金を出す。そして規定の成績を保てば、最大四年間奨学金がもらえるので、$8000となるためバカにならない。つまりここでは、「そこそこ成績がいいこと」は「お金」に繋がるのだ。

      また、成績だけでなく、個性も重視されるため各分野でもいろんな賞が授与される。たとえば、息子の場合は今回、音楽の分野で、"Louis Armstrong award" を受賞。これは、ハイスクールシニアの中でも、特にジャズに貢献した生徒に与えられるそうで、(かつてジョン・メイヤーやパット・メセニーなども受賞しているらしい)在籍中のジャズバンドでの息子の活動歴や受賞歴の報告とともに、先生からは、19年に及ぶ教師生活でこのような才能にであったことはないという痒くなるような大げさなコメントをもらった。

      Louis Armstrong Award
      とはいうものの、舞台の上でふてぶてしくつったっている息子の姿から、「ありがとう。でもオレ、ジャズミュージシャンになるつもりないし……」というつぶやきが母親の私には聞こえてきそうだった。

      ともあれ、アメリカのハイスクールにお世話になり足掛け九年。母親としてここには書ききれないいろんな“思い”はあるけど、それは私の胸の中にしまっておくことにする。

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      | yahoi | ハイスクールネタ | 03:33 | comments(3) | trackbacks(0) | - | -
      The Last Day 〜ハイスクール最後の授業
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        本日、我が家の四番目の子ども、ハイスクール授業の最終日でした。

        で、本日の衣装はコレ。
        Last Day

        グラフィックデザインのクラスの子たちが、この日のために制作したTシャツ(1枚$5)だそうだ。シャツの裏はこちら。
        Tシャツの裏にはいっしょに卒業するはずだった同級生の名が
        三年前に事故で亡くなったKyleと、つい二週間前に交通事故で亡くなったCarolynnの名がデザインされている。本来、いっしょに卒業するはずだった同級生を忘れないようにというメモリアルTシャツで、この日はたくさんの生徒がこれを着て登校し、学校の運動場を歩いたり、最後の学校生活の記念写真を撮ったりした模様。

        人生いちばん輝いているハイスクール時代の半ばで惜しくも命を落としてしまったことは、ほんとに残念なことだけど、それぞれの友達の心に、それぞれの形で思い出はのこっているんだろうね。ハイスクールキッズもなかなか憎い演出をするではないか!♪
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        | yahoi | ハイスクールネタ | 06:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
        悔やみきれない事故
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          ハイスクールに通う息子の女友達が交通事故で亡くなった。

          事故当日の金曜日、息子はユースアートフェスティバル、ジャズバンドのリハーサルちゅうだったものの、友達から入った携帯電話のテキストメールでほとんどリアルタイムで知ったという。

          事故は、同じハイスクールに通うボーイフレンドが運転するコルベットに同乗していて起こったもので、スピードの出しすぎでカーブが回りきれず、何度も横転し、車は原型をとどめないほどの悲惨な事故となり、ドライバーの彼は意識不明の重体、同乗の女の子はほとんど即死だった。

          事故があってから最初の登校日の今日は、学校中はいつもとちがい、静まり返っていたという。そして亡くなった女の子の友達をはじめ、深い交流のあった多くの生徒がショックのあまり学校を休んでいる。学校からは、保護者あてに、家庭でも子どもたちの心のケアに気を配るよう、そして必要があればカウンセラーを利用して下さいと、相談できる機関の電話番号などを知らせてきた。

          亡くなった彼女は女子サッカーの選手で、スポーツも勉強もよくでき、そのうえ美人で人気者という、将来が楽しみな生徒だった。卒業後はサッカーの奨学金で大学に進学も決まっていた矢先のことだった。息子のFacebook から、つい先日のプロムのときに撮影した、美しいドレスに身をつつみ、今回の事故を起こした車の前でBFとニッコリのツーショットを見ることができてより切ない。

          外に出れば、親たちも口々にこの痛ましい事故を悲しむ言葉を口し、地元ローカル紙のウェブサイトのフォーラムは、事故についての意見やお見舞いの言葉が200件近く書き込まれていた。

          若さゆえ、うっかり羽目を外してスピードを出してしまったことが、取り返しのつかない命取りとなってしまった。亡くなった女生徒の家族の無念さは想像を絶する。そして、彼も一生このミスの呵責を背負っていかなければならないことを思うと悔やんでも悔やみきれない。

          若ければ若いほど、「人は死ぬ」ということを忘れて生きている。目の前で起こってしまった、「有り得ないこと」を体験して「あり得る」ことを知ったことだろう。

          彼女のご冥福をお祈りします。


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          | yahoi | ハイスクールネタ | 13:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
          これも学校の勉強とは?!
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            息子が取り組んでいる“勉強”がおもしろいので紹介する。

            公立のハイスクールにお世話になっている末息子は選択科目として、ビジネスマネージメントというクラスをとっている。文字通り、ビジネスを学ぶらしいが、これが教科書を使って書いてあることを学ぶのではなく、自分たちで、会社を起こして経営してみるという実践教育なのだ。

            ほんとの会社みたいに資本金を持ち寄ったり、株を売ったり、配当がでたり、何をつくり、何を売り、どう利益を出し、どのように社会貢献するかまでを学校内でできる範囲で実地体験するというものだ。

            宿題しているところなんて、見たことがないのにこのところ、帰宅するとパソコンでなにやらやっている。

            「何やってんの?」

            「学校で流す、テレビコマーシャル作っている」

            「なんのために?」

            「ビジネスのクラスで、マイルスミラクルするんだ」

            マイルスミラクルというのは、癌の闘病で苦しむ人々への募金活動のこと。ビジネスのクラスの一環として、募金活動を成功させるために、生徒に企画立案をさせて、マーケティングのノウハウを勉強をしながら多大な寄付集めを成功させている。

            今回のアイデアはちょっとおもしろい。

            ハイスクールの生徒に、ただ寄付を呼びかけてもなかなか応えてくれないことは、企画者であるハイスクールキッズがいちばんよくわかっている。かと言って、原価のかかるモノを売るでは、つまらないしエコではない。そこで原価はかからず、ハイスクールの生徒が喜びそうなこと!を考えた。

            1枚1ドルのハート(といってもただのハート型の紙)が700枚売れたら、1日バッキイ君が校長先生に、校長先生が生徒になるというインセンティブを考案。バッキイ君というのは、ビジネスを受講している生徒のうちの一人で、キャラクター的に、彼が校長先生になったら、かなりウケルというタイプの子だ。(少し小太りで、陽気でのったり、まったり系?)

            1ドルをみんなが寄付してくれたら、この夢のようなばかばかしい1日を楽しめるというすんぽうだ。

            この、試みを成功させようと学校じゅうに流すCMを製作するのが今の息子の仕事らしい。CMでは、バッキィ君が1日権威を持って校長室に座り、校長先生は1日生徒としてバッキィ君が受けるべき授業を受けるおかしさを表現していた。

            「Buckey for Principal!! Yes we can! 」

            CMを覗き見した限りでは、かなり上手くできていて爆笑モノ。700枚のハートが売れることを目標に、学内放送でじゃんじゃんCMを長すのだそうだ。

            こんなのが学校の勉強?という疑問はなきにしもあらずだけど、CMの構成を考え、出演者に対しての演出指導、撮影、編集に至るまで、かなりの作業ということは伺える。著作権に気を配りBGMまで自作曲だというのだから、これに要求されるスキルはケッコウなものだ。「好きじゃなきゃ、やっちゃおれんレベル」と思われる。

            完成したら拝借してここでぜひとも紹介したいと思うけど……コピーライトはどうなのかな?
            | yahoi | ハイスクールネタ | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
            ハイスクールタレントショー2010
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              今年もタレントショーがやってきた。(早っ!) ※昨年の関連記事タレントショー2010
              二十組の出場者のうち、2グループだけが郡大会への切符を手にすることができる。

              ハイスクールライフも今年で終わりという息子は、連続優勝の記録をさらに更新しようとまたまたチャレンジ。

              前に受賞しているものが勝つのは簡単なことじゃないよ!と言い続けてきたが……

              「そんなことはわかっとる!でもオレはやる!」

              「みんながオレは音楽で出ると思っているし、勝てることがわかっているもので出てもつまんないから、新しいことにチャレンジするんだ!」

              (勝ちたいなら、得意なことでエントリーすればよいものの、わざわざ意地はって……)

              ってことで、今回は踊るそうです。
              それも、ヒップホップダンス!

              「あのね、踊りで人の心を掴むのは難しいよ」

              「いいんだよ。オレは挑戦したいんだ」

              「あのね、ジャッジは先生なんだから、Educational じゃないものでは勝てないよ」

              「いいって」

              まぁ、私のアドバイスなんて聞くわけもないけど、がっかりする息子を見るのもなんなので、一応アドバイスしてみた。

              正月あけから、学校一のヒップホップダンサーと言われているジョーとコンビを組んで、あ〜でもない、こ〜でもないと、曲選び、振り付け、演出、衣装、構成などなどと練習に励んでいた。

              昨日は、練習しすぎて筋肉痛で歩行も困難。さらに、段取りの悪い彼らは、本番二時間前だというのにまだうちで、お面に布をはったりとジタバタ。見かねてつい手伝ってしまった。(親バカ)

              こんな格好で踊り
              ブラックライトを使いこんな演出!

              練習ちゅうの様子を見せてもらえなかったので、私も今日初めて見た。

              観客席後方から歌いながら舞台に上がり、観客に「あ〜あいつはまた歌うんだ」と思わせておいてから、突然ダンスに変わるという小細工でスタート。
              意外な展開に、一気に観客席から歓声が起こり、あとはブレークダンスを取り混ぜ、ぶっちぎりで踊りまくるというヒップホップダンスだった。

              結果発表!

              昨年に引き続きまた、優勝。

              本人は楽器を持たずにチャレンジして勝てたことがメチャうれしいようだ。

              「ほら!お母さん、オレってすごいでしょう。やれば何でもできるんだよ」

              (どこでどうまちがって、こんな自尊心の塊みたいな子になってしまったのか……)

              郡大会は、スポンサー付行事のため賞金がかかっている。

              さて、どうなることやら。
              郡大会は、私は日本に行っているので応援に行けません。
              | yahoi | ハイスクールネタ | 09:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
              ハイスクールプロム
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                少し前から、ハイスクールの息子に
                「お母さんプロムに行ってもいい?」と聞かれていた。

                プロムというのは、アメリカのハイスクールで卒業前に開かれる最後のダンスパーティのこと。毎年、年度末に近づくとこのパーティーに誰と行くか、どんなドレスを着るかなどは、シニアの生徒たちにとっては、いちばん関心の高い話題だ。

                アメリカに来てまだ間もない頃にプロムを経験した長女のときは、この行事のことがよくわからず、いろんな人に助けてもらいながら、この一大イベントをこなした。関連エッセイ

                長男のときは、特定のガールフレンドはいないけど、プロムには行きたいということで、女ッけのない少年たちご一行様のグループでわいわい楽しく参加した。次男はもともと冷めた奴なので、「プロム?そんなの好きな人たちが勝手にすれば」という雰囲気で参加もせず。

                上二人の兄がそんな感じなのに、末息子ときたら、フレッシュマンになったばかりの最初のダンスパーティーから、女の子を誘ってホームカミングに行ったので、これはこれでおったまげたことだった。

                以後、しばらくダンスパーティーに行くそぶりはなかったけど、この末っ子はやたら女友達が多い。それも同級生というのではなく、年下から大学生のお姉さんまで年齢層も幅広く我が家に女の子が遊びに来ない日はないぐらいの毎日だ。

                それでも、息子はまだジュニアなので、シニアプロムに参加するにはまだ一年先のはず。

                「ジュニアなのになんでまた?」と尋ねると、今年シニアの女友達に誘われてしまったと言う。

                彼女はサックス奏者でジャズバンドの仲間だ。彼女には大学生のボーイフレンドがいるらしいけど、遠くに住んでいるので、彼とプロムには行けそうにないので、息子が代役として誘われたということだ。

                シニアプロムのチケットは、40ドル。
                「しょうがない、お母さんが出しましょう」ってことになった。

                さて、彼女は、パープルのドレスなので、それにあわせて衣装を考えておかないととのこと。

                女の子の衣装も大変だけど、男の子もタキシードをレンタルするのに、100ドル、いやもっとというのが普通らしい。中にはパーティー会場までリムジンをチャーターする生徒もいるという。

                幸い、うちの息子はジャズバンドでいつもタキシードを着るので、バンドの先生にお願いしてそれを拝借。衣装にお金をかけることなく済んだけれど、それぞれのパートナーとコサージュを交換するため、相手の女の子のドレスの色に合わせた生花のコサージュを準備しないといけない。

                flower
                ハイスクール時代のよい思い出になるならと、いろいろサポートしてあげる優しい(?)母であった。まっ、そのご褒美といっては何ですが、せめて記念の写真ぐらい撮りたいので、彼女たちとの待ち合わせ場所に覗きに行ってもよいでしょうか?と聞いてみた。

                ティーンエイジャーの男の子ですから、ママについて来られるのが嬉しいわけないことは承知ですが、意外にも"I don't care! "(勝手にどうぞ)とのこと。息子のトーンから「そんな子離れできない親はあんただけ」というニュアンスを感じはしたものの、「あっそう」ということでついて行った。

                ところが、ところがそこで見たのはこんな光景。

                プロム

                パパラッチ

                な〜んだ。どこの親もいっしょじゃん。

                我が子の晴れ姿を記録しておこうと、くっついて来た親は私だけどころか、子どもの数より多かった。多くの家庭が離婚しているので、ほんとのパパ、ママに今のパパ、ママといて、子どもの数よりたくさんの親がいた。あまりに意外で、おもしろかったので、写真を撮る親の姿の写真をたくさん撮ってしまった。

                「まるでパパラッチだなぁ」と苦笑いしながら、我が子の写真を撮りまくり、「娘がプロムに参加する年になったなんて、信じられないよ〜」と感慨深げだった。

                自立を重んじるというアメリカ社会でも、親の気持ちはやっぱりいっしょなんだなと感じた今日だった。




                | yahoi | ハイスクールネタ | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
                オスカーパーティ2009
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                  今年も、ハイスクール行事オスカーパーティを観て来た。
                  このイベントの詳細は毎年書いているので省略。

                  違うのは、昨年8ドルだったチケットが今年は10ドル。なんちゅう高い!
                  長女のときには、チケット代3ドルぐらいの記憶があるけど年々値上がり……。

                  2003年、長女がシニアのときに、長女はベストアーティストというカテゴリーで、4人のノミニーとして選ばれた。残念ながらベストアーティストにはならなかったものの、千人以上いるマンモススクールの中で、自分が“アーティスト”として認められているレッテルをもらったようで娘はうれしかったようだ。卒業後娘はアート専攻で大学を卒業、今は大学院でファッションデザインを学んでいる。

                  振り返れば、我が家の子どもたちは、2001年にこのアメリカ・ミシガン州の片田舎に連れて来られ、「ハイ、今日からこの学校に通うように」と親から言い渡された。発展途上の国で習った未熟な英語だけを頼りに、いわば、よそ者として異なる文化、環境に慣れなければならなかったわけだから、家でのほほんとしていればいいだけの私より、それなりに苦労はあったと思う。それでもめげることなく、登校拒否になるでもなく、コツコツ日々を過しながら、自分のしたいこと、得意なことの活動を続けた。したいことを持ち活動を続けることってステキなことだ。

                  ギターを弾くのが大好きな息子たちは、長男がハイスクールシニアの2004年、オスカーパーティに余興バンドとして初出演し会場を総立ちにわかせた。当時は、ノミネートどころか他所から来た目立たないアジア人の息子の名前なんて誰も知らなかったが、息子たちの評判は一気に弾け、シニアイアーの翌年長男は念願のベストミュージャンの座をいただいた。ひとつしか年の違わない次男も負けずと活動を続け、長男に引き続き2006年の彼のシニアイアーにベストミュージシャンを受賞

                  一方、末っ子は長男の率いるバンドメンバーでもあったため、小学校6年生のときから、ハイスクールイベントはじめ、ローカルイベントに参加し続けている。初めて出演した頃は体よりギターの方が大きいので、小さなミュージシャン「かっわいい!」と人気上昇。

                  そんなわけで、末息子のオスカー出演は今年で6度目。長男や次男は地道に活動を続け4年間かけて、ベストミュージシャンの座をモノにしたわけだけど、末っ子ばかりは、今さら評判作りをしなくても、吹奏楽、ジャズバンド、タレントショーなどなどあらゆる場面で、すでに顔が知れ渡っているため、フレッシュマンからノミネートされ、昨年ソフモアでベストミュージャンをいただき、今年は、ベストミュージシャンと、ベストシンガーとダブル受賞した。
                  やった!ダブル受賞

                  学校イベントなのだから、単にお遊びと言ってしまえばそれまでだけど、学校でみんなが認めた、「こんなことのできるあの子、この子」の大公開イベントは、それぞれの青春の一ページだろう。

                  「超下手くそで怖いドライバー」「いちばんおしゃべりな女の子」「将来ほんとにオスカー像を手にするかもしれない人」なんて賞をもらい、にっこり笑顔で受賞挨拶をするハイスクールキッズを見ながら、「世界に一つだけの花」が鼻歌で出てきた。

                  | yahoi | ハイスクールネタ | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
                  タレントショー2009@ハイスクール
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                    早い!早すぎる一年が……。

                    昨年、タレントショー2008について、書いたのがつい数日前(大袈裟?)のように感じる……。ともあれ、あっというまにまた、恒例の学校行事がやってきた。どんなものかは、昨年の記事でわかるので省略するとして、今回のエントリーについての裏話。

                    昨年、ハイスクール代表に選ばれ、見事郡大会への切符を手にしたものの、優勝を逃し、2位となった息子だった。関連記事1 関連記事2

                    さて、その本人、昨年暮れぐらいから、「今度は何をやろう」と参加の意欲は満々。私は、水をさすようだけど、昨年すでにハイスクールで優勝しているから、“同じ人”が勝つのはかなり難しいと思うよと横槍入れる。

                    望みがあるとすれば、個人で出るのではなくて、グループで出てチームワークを見せる。あなたはなるべく目立たないように引っ込んでいなさいとも付け加えた。……頷く息子。

                    9年生の時に、人の意見を聞かなかったことで失敗。その反省以来、鬱陶しい母のアドバイスも、“ひとつの意見”として聞くようになった。昨年も、練習するなかで、「もっとこうしたら?」という種類の提案をしたところ、採用できそうなものは取り入れながら、自分のアレンジを確立していった。

                    そもそも、ハイスクール大会にしても、郡大会にしても審査員は私とかそれ以上の年代なのだから、選曲、出し物など、年長者の視点は無視できないはず。どんな年代にも通じる曲ということで、「スタンバイミー」を演奏したいという、本人の意向には、「まぁいいんでないの……」で異論なし。

                    友だちの中から妥当なメンバーを選び話を持ちかけ、揃ったのが、ドラマーのR、ベーシストのJ、リードヴォーカールには、女の子起用でL嬢、自分がリードギターとサイドヴォーカルという4人グループが誕生。メンバーは決まったものの、どう見せるか、スタンバイミーをどう味付けするかで、時が過ぎた。冬休み中に、映画もみておいた。

                    スタンバイミーという映画は、子どもたちが死体を捜しにいくという、変なストーリーだけど、この映画には心を打つメッセージがこもっている。大切なのは、死体捜しという目的ではなく、同じ目的を持った子どもたちが、いっしょに行動するなかで、利害なく友情を深めていくプロセスであり、また、その一瞬一瞬が大人になってからどんなに尊いものかというすてきなメッセージだ。

                    これを使わない手はない。

                    年が明けてから、授業後にメンバーが集っては我が家の地下室でわいわい練習をはじめた。演奏がそつなくできることはわかっている。ただ、既存の歌をみんなの前で歌うだけというのでは、やはり何か足りない。

                    「せっかくだから、曲を演奏するだけじゃなくて、曲を通して、“メッセージ”を伝えてごらん。与えられた時間で感動を伝えなきゃ」

                    相手が高校生だというのに、言いたい放題の注文をつけてみた。(言うは易し……)こんなアドバイスを聞いたり、聞かなかったりして自分たちが演奏できるように曲をアレンジ。そして冒頭に曲を引き立たせるための、メッセージをセリフ調に付け足した。

                    地下室でティーンエイジャーが集る毎日を微笑ましく見守っていたが、本日、ハイスクール大会本番。今年は全部で19組の出場で、2組だけが、郡大会への切符を手にできる。息子のバンド仲間の演奏で、カルテットでのサックス演奏は文句なく上手い!しかし、これはソロ&アンサンブルという音楽コンクール用の曲をどうせ練習しているから、ついでにタレントショーにも出ちゃおうというもので、これように練習したわけではない。他にもクラシック系でビアノ演奏、タップダンスなど才能ある生徒はやはりいるいる。抜群に上手いヒップホップダンサーも聴衆を唸らせた。

                    息子たちのグループの演奏が始まると、会場の歓声はさらに大きくなった。
                    ハイスクールタレントショー2009
                    何の誘導をすることもなく、オーディエンスの方から曲に融合してきて、自然に手拍子が生まれ会場とステージが一体になった。

                    種類のちがうパフォーマンスを同じ土俵で審査するのだから、ジャッジにとっては頭の痛いことだったと思うけど、結果、息子たちのグループはハイスクールの代表として選ばれ一同大喜び。

                    「オーディエンスのハートを見事に掴んだね」と先生からコメントされたそうだが、やはり、「演奏を見せる」より「心を掴む」ことがキーなのだろう。

                    来月の郡大会のために、また練習を続けなきゃね。
                    これも青春の1ページ。ガンバレ!ティーンエイジャーども!
                    | yahoi | ハイスクールネタ | 07:19 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
                    ジャズナイト2008
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                      昨夜に引き続きまたまた学校イベント。年度末は忙しい!

                      今夜は、ハイスクールジャズバンドによる、“JAZZ NIGHT 2008”という催し。末息子は、7年生(日本の中学1年)から吹奏楽を選択科目として取り、トランペットを吹くようになった。以来吹奏楽を続けているが、冬の間だけは週に2回授業後の活動としてジャズバンドに参加している。

                      ハイスクールジャズバンドの面々
                      毎年、年度末にはハイスクールジャズバンドの活動発表を兼ねた、ディナーパーティが開かれる。ホテルのレストランで、ディナーを楽しみ、生徒たちの演奏するジャズをバックにダンスパーティというのが、“JAZZ NIGHT”だ。

                      Jazz Night 2008
                      ディナーとジャズ、ダンスを楽しむためには、1枚30ドルのチケットが必要だが、我が家のように、息子がバンドメンバーの場合は、チケットを頑張って売るようにとノルマが課せられる(モノ売りが下手なのでけっこう辛い……)が、収益の一部は活動資金にあてられる。

                      アメリカではこうしたイベントに、地域や親が協力するのは当たり前。中にはノルマのチケットを全て自腹をきって購入するという保護者もいるほどだ。

                      1人、30ドルもするディナーなんて少々贅沢だけど、年に一度のことなので夫婦で出かけた。今年のジャズバンドは、州のジャズフェスティバルで好成績を修めたという。

                      ディナーテーブルが、ちょうどバンドを率いる先生と同じだった。

                      「昨年から比べると息子さんは、すごい上達しているから楽しみにしていて下さいね」と先生。

                      先生がおっしゃるとおり、アドリブが得意な息子はソロトランペッターとして大活躍。息子がトランペットだけでなく、ドラムやベース、ギターなども弾けることを知る先生は、息子がジャズギターソロも聴かせてくれるよう見せ場をちゃんと設けてくれたうえ、ベースやドラムを見せるチャンスも作ってくれた。

                      生徒ひとりひとりの個性や持っている力を最大限に発揮できるよう、いつも配慮して下さる先生の心遣いには感心する。出る杭いも打たれないので、生徒たちは伸び伸びできる。ありがたいことだと思う。
                      | yahoi | ハイスクールネタ | 14:54 | comments(5) | trackbacks(0) | - | -
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