みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
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枠にはめない教育@USA その1
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     10年前、理想的な環境で子どもを育てたいという意思をもって日本を出た。もちろん、“理想的な環境”というのは、ひとそれぞれちがうだろう。私たち夫婦のそれは、未来ある子どもたちに枠を与えず、のびのびと育ってほしいという、単純な願いだった。

     当時、住んでいた地元の中学は、丸刈り強制こそ解けた後だったが、指定のジャージでの通学、規定の自転車に指定のカバンと、あらゆる行動が指定ずくめの管理教育に映った。毎日の朝連と休日おかまいなしの部活に、強制参加はあたりまえ。「参加しない」いう選択は認められていなかった。「子どもが中学にあがると、家庭での自由時間なんてないわよ」というのが、周知の事実という現実があった。

     まわりの中学生たちは、素朴で素直で良い子ばかりだったが、みんなジャージを着て自転車に乗り、すれ違うたびに、判で押したように同じ挨拶をして通り過ぎた。その様子を目の当たりにして、あまりにみんな同じって、気持ち悪いと思った。第一、会った瞬間にだれもが抑揚もトーンも同じ「さようなら〜」って変だ。今、会ったのだから、「こんにちは」という子がいても良さそうなものなのに、「さようなら〜」なのだ。挨拶というよりそう教え込まれたセリフだったのかもしれない。挨拶ができるのは、すばらしいことだけど、する子もしない子もいていいし、使う言葉もそれぞれでよいではないか。

     個々の相違を認めようとせず、子どもたちをがんじがらめの枠に閉じ込めようとする教育環境に感じられた。もろろん、それが悪いこととは思わない。それを支持する人たちもいて当然だし、良い面もあるだろう。ただ、私たちの理想とはちがっていたため、ちがう理想に我が子をあずけ、朱に交わり赤くしてしまうことを恐れた。

     結局、日本を出てサモアにいる間は、学校の規則にしばられることのない時間を得た。もちろんサモアの学校でもそれなりの制服も規則もあったが、お昼ちょっと過ぎには帰宅してしまうので、学校生活で拘束される時間と家庭で過ごす時間のバランスは取れていた。

     前置きがとても長くなってしまったけど、そんな経緯がある我が家にとって、子どもたちを枠にはめないということは、大事にしていることのひとつなのだ。この視点からいうと、常に違いを認める、アメリカの教育現場には葛藤は少なく、感心することも多い。

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    | yahoi | 教育 | 03:10 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
    はじめまして、
    yahoiさんの「理想的な環境で子どもを育てたいという意思をもって日本を出た」の言葉に惹かれておじゃましました。
    私の小学校時代の経験で、校門前にずらりと並んだ6年生がひたすら機械的に「おはようございます」と言う「あいさつ運動」にとても違和感を覚えたことを思い出しました。
    現在、私は小学1年生の娘の母となりましたが、学校というところの現実は、さして昔も今も変わっていないという印象です。また、のびやかな娘がどんどん日本教育の枠にはまっていくことが怖いとも感じています。
    実は私たちファミリーもいずれはアメリカに・・などとこっそり夢見ているのですが、正直、大きな声では言えません。
    ご主人の著書ともに、ぼへみあん・ぐらふぃてぃの方も是非読ませていただきます。
    それでは、またおじゃまさせてくださいね。失礼します。
    | family | 2007/08/30 7:22 PM |

    こちらこそ、はじめまして。

    「フリーターファミリーという幸せ」ぐるっと一周させていただきました。とってもポジティブで聡明な方という印象を受けました。あちこちで、ウン、ウンと頷かせてもらいました。また、ちょくちょくお邪魔させていただきます。
    | yahoi | 2007/08/31 2:51 AM |










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