みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
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枠にはめない教育@USA その2
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     子どもたちの相違を認めれば、勉強の進み具合もちがって当然と考えるここでは、飛び級を認めている。うちの末息子は、小学校の5年生の時に受けたミシガン州認定のテストで算数の成績が少しばかり良かった。すかさず、学校側は、他に成績の良かった数人とともに、6年生になったら、算数の授業だけは、中学に受けに行くようにと勧めてくれた。もちろん、これにイエスと答えるもノーと答えるも自由だ。うちの場合、息子は「中学で小学生が勉強していいなんて、カッコイイ!」という理由で、イエスを選択。小学校より少し遠い中学まで毎日送るという日課が母親の私に加わったが、数学(算数)の授業後、小学校に戻すのには、ちゃんとスクールバスで送り届けてくれるという気の配りようだった。

     小学校に限らず、中学校のデキル生徒は、ワンランク上のクラスを受講しにハイスクールに行くし、ハイスクールの生徒でデキル生徒は、ハイスクールの授業の代わりにカレッジクラスを受講することが認められている。そしてその単位はハイスクールにも、大学にも履修単位として認定される。この逆もありで、「うちの子どもはどうもデキが悪いので、もう1度○年生をやり直しさせたい」というのにも学校は寛容に対応してくれる。

     ハイスクールにいる生徒の中には、授業のほとんどを大学で受けているなんて子もいる。もちろんこれは、全米のどこでもそうだというわけではないと思う。たまたま、当地が大学町であることも幸いし、ロケーション的にも、地域の公立学校と大学がほど良く隣接しているため、連携も図りやすいのだろう。また、大学が町の中心にあるおかげで、教育に対する住民の意識レペルも比較的高い。そうした地域の意識も良い教育環境を整えることに一役買っていることだろう。

     アメリカの教育システムは義務教育の期間や制度にいたるまで州によって違い、州で定められた教育事項に基づき、カウンティー(郡)が方針を決め、その下で各学校区がさらに詳しい内容を決めるというのが一般的だ。

     このため、地域の教育委員会と学校、校長の采配で、かなり融通のきく教育環境を築くことができる。住民の教育に対する意識が高ければ、即座にその意思も反映されやすいということになる。代わりに、その逆もあるので、教育現場の格差は日本より大きいのかもしれない。が、ともかく、この地で、小学校から中学、高校、大学と見わたしてきた母親の目から見て、小学校から大学まで、学校と学校の間にある壁を取っ払ったように、縦の連携が取れていることには感心する。

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    | yahoi | 教育 | 03:24 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
    ありがとうございます!!
    とても、うらやましく思います。
    そして、最後の段落にすべてが集約されていると思います。自分なりにさらに思うこともあり、今夕自分のブログで少し綴る予定なのですが、26日からの3エントリー、紹介させていただかせてください。
    | RYO | 2007/08/30 1:26 PM |

    すみません。本日アップ分では、街キャンパスの内容にまで届かないうちにボリュームがでてしまい、明日街キャンパスについて触れさせていただきます。
    | RYO | 2007/08/30 6:35 PM |










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