みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
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歯医者さん@USA 初体験!
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     アメリカに来てはじめて歯医者さんに行った。

     アメリカは世界的にみれば最高水準の医療が手に入る国のひとつと言えるだろう。じゃあ安心?と言うとそうでもない。

     医療費はたぶん世界一高い。それを受ける健康保険料も必然的に高いため、職業や経済状況により健康保険に加入していない人も多い。つまり最高水準の医療を目の前にしながら、それが“買えない”人々がけっこういるのが現状なのだ。加えて、健康保険のシステムがややこしい。健康保険に入っているからと言って、日本のようにどこの医者にかかっても良いというわけではなく、自分の入っている保険が、どこの医療機関で使えるかを知っておく必要がある。

     特に歯科保険は、健康保険とは別の保険会社であったりする。会社で面倒みてくれる保険では歯科はカバーされないとか、歯科を含めた保険は追加保険料が高額なので、アメリカ人でもやむなくギブアップという人も多いと聞く。

     こうした背景があるためか、歯医者の中には、「飛び込みの初診患者お断わり」というところもあるぐらいだ。高い歯科治療費を踏み倒されることを歯医者が恐れているのだろう。

     息子の友達の留学生が、親知らずが痛み出し、やむなく歯科に駆け込んだら1回の診療で500ドルほどかかったそうだ。アメリカ人でさえ、口をそろえて、歯医者は高いと言う。私のまわりのアメリカ人ではない人たちは、自国に帰って治療をしている人も多い。

     ご多分に漏れず、我が家もアメリカに6年間も住んでいながら、“高い!”を恐れて、1度もお世話になったことはなく、代わりに日本に一時帰国するたびに、家族揃って日本の歯医者さんにかかって来た。

     しかし、今回、覚悟を決めて行くはめになったのには、わけがある。今年の初め頃に、詰めてあったものが取れてしまった。とりあえず、日本に帰るまでの一時的処置として、とれた詰め物を薬局で買ったセメントでくっつけておいた。高価で歯医者に行けない人も多いためか、ここでは、歯の詰め物やクラウンが取れた時用のセメントが、普通の薬局で売っているのだ。

     春に日本に帰った時に、かかりつけの歯医者さんに、それを説明したら、「そんなセメントが普通に売っているの?」と驚きながらも、私のとれたところは、あまりにうまく、そしてしっかりついているので、そのままで問題ないと言われた。

     しかしそれからまた時間が経ち、その時にくっつけてあったものが再び取れてしまった。取れただけなら、またくっつければ良いが、悲しいことに、今回気付いた時にはもう遅かった。どうやら食べてしまったらしい。Mikiは、それを知って、「トイレ流さずに探せよ」と恐ろしい冗談を言う。

     そんなこんなで、いくらなんでも穴があいたままでは気分は悪いし不便なので、歯医者の予約をした。もちろん、いろんな友達に聞き、評判の良さそうな歯医者さんを選んだ。

     めでたく私に選ばれた歯医者さん、行って見たら、明るく感じの良いスタッフで現れたドクターは中国人だった。さっそく一連の流れを説明した。まずレントゲンを撮り、それを確認すると、どんな治療方法があるかを丁寧に説明してくれた。見えないところなので、安くて長持ちの方法にしておきましょうとのこと。

     麻酔注射のあと、ギ〜ギ〜ヒューヒューと普通の歯医者さんがするように穴を削ったところに、なにやら直接銀みたいなものを流し込んでおしまいだった。私の日本式常識では、型を取った後、歯科技工士が作った詰め物を接着剤でくっつけるという方法と思っていたので、ちょっとビックリ。それと、日本の歯医者さんとちがうのは、うがいをするような設備はなく、1度も口をゆすがない。

     ちなみに、詰め物が取れた場合の治療費は、全額負担だとして治療により100ドルから400ドルぐらいだそうだ。今まで避けていた歯医者@USAだけど、経験してみたらそれほど怖くもなかった。

     我が家の場合、入っている保険で、クリーニングは全額カバーされると聞いたので、次回のクリーニングを予約して帰って来た。「予防が何より大事!」ということで、ついでに子どもたちもクリーニング&検診に連れて行こうっと!

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    | yahoi | 行ったよ。見たよ。 | 05:57 | comments(9) | trackbacks(0) | - | -
    yahoiさん、はじめまして。
    私はイリノイ州に住んで9年になります。
    アメリカの医療費、本当に高いですよね。私の場合、保険もあまりカバーしてくれないので、緊急の場合以外、歯医者は日本・・と決めています。薬局でセメントを購入したこともあります。
    この医療制度、なんとかならないんでしょうかね?
    日本の国民健康保険制度、いいなあと思います。

    | makiake | 2007/09/12 3:44 AM |

    makiakeさん、こんにちは。
    イリノイといえば、すぐお隣ですね。
    アメリカは医療費も高いですが、保険も高いですものね。家族のだれかが、ベネフィットのしっかりした職につかなければと、アメリカ人でもよくこぼしているのを聞きます。どの国にも良い面と悪い面がありますね、
    | yahoi | 2007/09/12 11:26 PM |

    バリ島もとても高いです。いわゆるクリニックや病院が高いだけでなく、薬局の市販薬も高いです。この高いというのは、いわゆる収入に対する重さという意味ですけど。
    バリ島では、なるべく大きな企業に勤めて、会社の福利厚生でキャッシュレス治療や保険を利用したりすることができない人は、かなり苦しいです、治療費問題。ですから、手遅れになるまで病院へ行かない人も多いし、町内会とかでは『無料予防接種』とか頻繁に開かれています。
    | RYO | 2007/09/13 4:01 PM |

    yahoiさん、はじめまして。
    近々ミシガンに移住予定のnonhoiと申します。
    移住後にホワイトニングをしたいと思っているのですが、差し支えなければ、yahoiさんのかかられている歯科医さんの場所等をお教えいただけませんでしょうか。
    | nonhoi | 2007/09/14 11:05 PM |

    RYOさん>RYOさんが残してくれるバリの情報を読むたびに、サモアのことを思い出します。先進諸国から比べると安いですけど、ギリギリの暮らしをしているところで、急に要る医療費は確かにイタイですよね。サモアで歯医者さんにかかったこともあるのですが、日本とまったく同じ治療をしてくれて、日本円にして30円もしなかった覚えがあります。

    nonhoiさん>ミシガンと一口に言ってもかなり広いですからから、お住まいになるところで評判を聞くのがいちばんだと思います。U of M (Ann Arbor)には歯科もありミシガンでは有名のようです。
    | yahoi | 2007/09/14 11:59 PM |

    yahoiさん、お返事ありがとうございました。
    住まいはNoviになりますので、そこでご近所の方に確認してみます!
    | nonhoi | 2007/09/15 6:27 PM |

    アメリカが高いのではなくて、日本が安すぎるのですよ。
    日本はOECD加盟国中、最低の医療費、平均10分の一くらいの治療費です。それは、一部負担金ではなくて、全額負担したとしてもです。ですから、3割負担の場合は、33分の一ということになります。
    国民にとってはいいことかもしれませんが、医療従事者にとっては死活問題で、材料代すら出ない制度でもあります。
    その材料代を含め、経費の面で、日本は世界一高い国です。
    つまり、収入は世界一安く、支出は世界一高い国といえます。
    それは、日本の医療制度が、予算がないことをいいことに、道路財政にお金を回し、不当に安く、医療費を一方的に
    決めていることによるものです。

    イギリスのサッチャーが、日本の国民医療制度を視察して、
    あまりの、医療従事者の虐待ぶりに、とても真似できないと帰っていったほどです。

    そのイギリスでさえ、医療費は安く、国民医療制度が破綻したのですが、日本の5,6倍は高い医療費でした。
    | 日本から | 2009/06/03 4:50 PM |

    なぜ、日本が世界一高い医療材料の国なのかは、
    厚労省の天下り団体に、材料認可で莫大なお金が流れ、
    しかも医療機器会社もぼったくってるからです。

    ちなみに、日本から輸出した医療機器は国内と同じ製品でも、かなり割安です。
    | 日本から | 2009/06/03 4:54 PM |

    日本からの方、貴重なコメントをありがとうございます。

    私が日本でお世話になる歯医者さんは、私がアメリカの実情を話すたび、「ボク、もうアメリカで歯医者したい」とぼやきます。よくよく話を伺うと、日本の歯医者さんが保険制度のもとにしてくださる治療は個々の歯医者さんの犠牲のもとに成り立っているようですね。お話を聞いて同情しました。

    どこの国の医療・健康保険制度にも一長一短ありますが、医療というものについては、各々の国の国民の立場にたった運営が不可欠ではありますが、すでにある「しくみを変えること」は、簡単ではないようですね。

    ご指摘のように、組織を利用して政治家が私腹を肥やすようなことがあってはならないし、国民の一人であるドクターの犠牲のうえに成り立っていいはずもありません。

    それぞれの立場を理解し、それがうまく機能するしくみを構築することこそ、政治家の“仕事”なのでしょうが、“仕事”するより私利私欲優先の方が多いようで……。

    いずれにせよ、医療現場を整えるのは、国が国としてすべき大切なことのひとつですよね。

    | yahoi | 2009/06/03 10:23 PM |










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