みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
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ジム・クロウ "Jim Crow "
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    "Hateful Things"という展示を見てきた。これは、アメリカの歴史の中でもジムクロウ時代を物語る悲しい実像として、Jim Crow museum に保存されてる展示物の一部が、全米を旅している。私が見た展示物はこちら

    見ていくうち、私が思わず「ひどい……」と声をあげたものは"Alligator Bait"(ワニの餌)というタイトルのついた、レターオープナーの展示。ケース中には、上部に黒人の赤ちゃんが何人か描かれており、その下にワニが赤ちゃんを食べている様子をかたどったレターオープナーが収まっている。こうしたサインに、もし自分をはじめ、私の愛する人が該当していたら?と想像するだけでやるせない気持ちになる。

    こんなものが実在した時代に生きなければならなかった黒人の人々の胸中を思うと怒りと悲しみで苦しくなる。ジム・クロウ時代に当時の白人によって描かれた多くの"Hateful Things"(憎むべきモノ)が築いたステレオタイプは、今もアメリカだけでなく、世界に大きな影響を与え続けていることは、簡単には拭い去れない現実であり事実なのだ。

    展示の数々から、ステレオタイプによる偏見で物事を判断したり、人を見ることの罪を知ることができる。そしてそれはとても怖いことだとわかる。

    Civil Rights Act と呼ばれる人種・宗教・性・出身国により、人を差別することを禁止する法律が成立したのは、1964年のことだ。成立したからといって、人々の中にすでにできあがってしまった、差別的な意識や偏見は簡単に変わるものではなかった。そしてそれは今もいろんな形で尾をひいている。

    でも、今光が見えるのは、当時の“憎むべきモノ”は時代を経て、それがいけないことだと伝える“展示物”となっているということだろう。

    ジム・クロウ博物館の様子がまとめられたビデオがみつかりました。


    日本で大人になった私には、こうした人種に絡む差別問題の深さとか悲しさは、簡単に理解できるものではない。アメリカに住み7年経つうち徐々にいろんな側面が理解できはじめているといったところか。

    単一民族の国で生まれ育った私は、人種について深く考えたこともなかったし、人種による差別がどれほど根強く、今もいろんな状況において大きな影響を与え続けているかなど、気にしたこともなかった。無知と言われればそれまでだが、そのおかげで私は人をステレオタイプによる偏見で人を差別したり、判断したりするという能力もない。

    肌の色も、人種も国籍も超えて、一人の人間として“人”と繋がっていたいし、社会もそうあるべきだと信じている。

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