みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
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表彰式 (Senior Honors Recognition Program)
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    末息子のハイスクールの卒業式を日曜にひかえ、今夜はシニアの表彰式に出席した。
    2010 ハイスクール表彰式
    四人の子どもたちがお世話になったハイスクールでは毎年年度末に、優等生の発表を兼ねた表彰式が催される。特にハイスクール最後の学年であるシニアは、大学進学者の奨学金受章者や各学科ごとで授与されるあらゆる受賞者を表彰するため、たっぷり二時間以上の式典となる。

    なかには、大学から複数の奨学金を得たうえ、さらに幾種類もの賞金を伴なう賞を総なめにし、この日だけでいったいいくら稼いだのか?!と思わず゛足し算してしまいたくなるような優秀な生徒もいる。ハイスクール時代の四年間、勉強、スポーツ、地域奉仕、芸術などなど、しっかり活動して結果を出したものがそれを評価され報われる瞬間ともいえる。

    このイベントに出席するのは、四度目だが毎回、奨学金制度の充実度には敬服する。日本に比べると、結果を出した者にたいしての、「ご褒美であり、さらなる応援の印」でもある奨学金の種類の多いこと。大学や州、企業が出す大きな奨学金から、$2500、$1000、$500、$300といった小さなものまで。おかげで、我が家のようにアメリカ人でもないのに、四人の子ども全員がなんらかの奨学金をいただいている。(なんて懐広いのだ)

    特に、ハイスクール在籍ちゅになんらかの理由で亡くなってしまった生徒や職員の遺族が追悼のために設立したMemorial scholarship というのも目立つ。たとえば、今年は、昨年水の事故で亡くなってしまった男子生徒のメモリアルスカーラシップが新たに加わっていた。こうした奨学金は、生前の故人を偲ばせる活動を重視した選出となるので、ゴルフが得意だった生徒なら、成績が優秀なだけでなくゴルフができる子の中から選ばれるし、故人が英語の先生だと選出のためにエッセイを書かせたりするのが特色だ。

    今夜の式典では、つい先日交通事故で亡くなったばかりの女生徒のお姉さんが亡くなった妹にかわり、数々の賞を受け取っていたのが涙をさそいながらも、大きな拍手で讃えられていた。本来、この席で堂々と表彰されるべきと思うとほんとに無念だ。

    さてさて、うちの愚息も遅刻が多くて危なげながら、とりあえずは四年間通して優等生でいられたため表彰された。これで四人の子どもたち全員、全学年を通して優等生としてハイスクール生活を終えたことになる。地元州立大学では、優等生で卒業した生徒には、年間、$2000の奨学金を出す。そして規定の成績を保てば、最大四年間奨学金がもらえるので、$8000となるためバカにならない。つまりここでは、「そこそこ成績がいいこと」は「お金」に繋がるのだ。

    また、成績だけでなく、個性も重視されるため各分野でもいろんな賞が授与される。たとえば、息子の場合は今回、音楽の分野で、"Louis Armstrong award" を受賞。これは、ハイスクールシニアの中でも、特にジャズに貢献した生徒に与えられるそうで、(かつてジョン・メイヤーやパット・メセニーなども受賞しているらしい)在籍中のジャズバンドでの息子の活動歴や受賞歴の報告とともに、先生からは、19年に及ぶ教師生活でこのような才能にであったことはないという痒くなるような大げさなコメントをもらった。

    Louis Armstrong Award
    とはいうものの、舞台の上でふてぶてしくつったっている息子の姿から、「ありがとう。でもオレ、ジャズミュージシャンになるつもりないし……」というつぶやきが母親の私には聞こえてきそうだった。

    ともあれ、アメリカのハイスクールにお世話になり足掛け九年。母親としてここには書ききれないいろんな“思い”はあるけど、それは私の胸の中にしまっておくことにする。

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    | yahoi | ハイスクールネタ | 03:33 | comments(3) | trackbacks(0) | - | -
    ご卒業おめでとうございました。
    やはり音楽方面への進学なんですね。
    これからは好きな道へ向かって楽しい大学生活になりますね。

    うちの息子もこの1年終わってみて、エンジニアリングとミュージック、彼のエネルギーはどちらに費やされた比率が高いかというと完全に音楽だったりします。
    ダブルメジャーで入ったはいいけど、どちらの学部も卒業できるのかが心配ですが、本当に大学が楽しくてしかたないみたいで、アメリカに残ったのは彼のためには正解だったのかな?なんて思います。

    この”Louis Armstrong award”うちの息子と全くタイトルが一緒です。これはハイスクール等での表彰のときに使うものとして共通なんでしょうかね・・。
    | wbmom | 2010/06/13 11:17 PM |

    wbmomさんのお嬢さんも息子さんもそれぞれの好きな道をみつけてまっしぐらですよね。好きな道がみつかることも、それに進んでいけるのも幸せなことですね。

    我が家はデザイナー目指して大学院で勉強を続けたきた娘が夢叶い、希望のブランドのデザイナー職をGet!!週末にはオハイオに引っ越すのでその準備で大忙しです。

    ところで、Louis Armstrong award はネーションワイドでハイスクールシニアに贈られる賞のようです。ここに詳細があります。http://bit.ly/c6TPIO

    | yahoi | 2010/06/14 2:25 AM |

    なるほど、これは全米規模でのアワードの名前だったんですね。参考になりました。

    お嬢さんはデザイナーですか!
    希望のブランドに就職できたというのはよかったですね。
    手に職。やはり今からの時代はこれですね〜。
    オハイオにお引越しは大変でしょうが、まだ近いほう??ですよね。おめでとうございました!
    | wbmom | 2010/06/16 1:34 PM |










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