みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
将来の若き芸術家の祭典・ユース・アーツ
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    ミシガン・ユース・アーツ・フェスティバル(Michigan Youth Arts Festival)に参加した息子の演奏を見るため、会場となったカラマズーのミラー劇場(Miller Auditorium)に出向いた。

    ミシガン州では州内のハイスクールの生徒を対象にした、ユース・アーツと呼ばれる芸術の祭典が毎年5月に開催される。ミュージックキャンプで有名なインターラーケン・アート・キャンプの創設者、Dr.Joseph E. Maddy により、1963年に設立されて以来ミシガン州の若い芸術家の卵を発掘し育てる由緒ある祭典として親しまれている。

    音楽をはじめとし、ダンス、ビジュアルアーツ、演劇など多彩なジャンルに及ぶ各フィールドで、それぞれ厳しいオーディションや選考会を通過できた者だけがこの日の祭典の切符を手にすることができる。

    オーケストラやシンフォニックバンドに関して言えば、参加希望者の多くはハイスクールで吹奏楽や管弦楽などを学ぶ生徒たちで、予選とも言えるソロ&アンサンブルというコンテストに参加し、良い成績を得た生徒だけがその先のオーディションへと進み、さらに選抜を通った者だけが祭典に参加できるという難関だ。

    ジャズバンドに関しては選考方法が違うようで、州で行われるハイスクールジャズバンドフェスティバルで、審査員自ら☆☆☆☆彡と光っていそうなソロリストに白羽の矢をあてるといった選考方法のようだ。

    ミシガン州ハイスクールレベル最強吹奏楽団
    ミシガン州代表オールスター吹奏楽団?

    選考方法はともかく、州内各地25万人の中からそれぞれの分野で卓越した才能を持つ生徒約千人を選りすぐり、野球でいうなら差し詰めオールスターチームのようなミシガン州ハイスクールレベル最強のクワイヤー、オーケストラ、ジャズバンド、シンフォニックバンド集団を作り上げる。選考に通った者が一同に集り3日間のキャンプで合同練習し演奏会に挑むというのが、ユースアーツだ。なんでも州をあげてのこうした取り組みは全米でもミシガンだけだと聞く。

    期間中の指導には各分野で活躍されている現役の音楽家や著名な大学教授が迎えられるので、一流のレッスンが体験ができるのもこのイベントに参加する大きなメリットとなる。

    ちなみに、参加するには参加費用が必要だが、うちのハイスクールでは学校がその費用を全額サポートしてくれた。先生の話では、「才能のある子が余分にお金を払わなければならないのはおかしいから」とのこと。なるほど……。なんて懐の広いこと。ユース・アーツに生徒を送り出すことは、学校にとっても名誉なことというのもあるのだろう。どこの学校でもそうというわけではないようだが、ありがたく頂戴した。m(__)m

    ユース・アーツの説明はさておいて、今回ジャズというジャンルでミシガン州代表ジャズバンドのトランペッターとして選ばれてしまった末息子。瓢箪からコマといった感じ。そもそも、ジャズバンドに参加はしているけれどジャズよりロックという息子だ。ジャズが好きなのは私であって私の影響で小さい頃からジャズっぽい音楽は自然と耳にしているかもしれないが、ジャズやジャズバンドに対してはそれほど熱くはない。ただ天性の才能なのか即興が得意なのでクラッシックよりはジャズ向きなだけだ。

    そんな息子が州のハイスクール・ジャズフェスティバルでは、ギターとトランペットと両方でソロを披露したという。本来ジャズバンドにはトランペッターとして参加しているが、ロックが好きでギターも弾けることを知る先生がおもしろがって息子にギターソロも弾かせたらしい。先生自身ジャズギターの指導ができるわけではないので、「適当にジャズっぽく弾いてみろ」というノリだ。息子は適当にパットメセニーぽく弾けばなんとかなるという感じで弾いてみたという。

    そしたら、フェスティバルの審査員に「ギターでユースアーツに参加しないか?」とお誘いを受けたというが、息子にとって「ギターはロック」と決めているのと、“与えられた楽譜どおりに”ギターでジャズ演奏する自信はなかったので、その時はお断わりして帰って来てしまった。ただ、ユース・アーツから白羽の矢が当ったことに関しては、名誉なことでありうれしかったらしく、自慢げにその話をしていた。その数日後、学校を通じて今度はトランペッターとしていらっしゃいと再びの招待となったのだった。

    日頃練習なんてまったくしない息子なので、親の私はそんな大舞台が務まるかと心配。演奏課題の楽譜が届いてもいっこうに練習を始める様子もないので「大観衆の前で恥をかいても知らないよ」と脅してみたけど、やはりだめ。もう少し欲があればもっと大成できるのに……とイライラするが本人にその気がないのだから仕方がない。

    そんなハングリー精神のない愚息だけど、さすがに前日あたりから焦り出し、にわか練習をはじめた。会場のウェスタン・ミシガン大学には8日に到着。2泊3日大学の寮に泊まり込みで合同練習に入る。他のメンバーと初顔合わせしてから3日目には本番だ。トランペットやサックスなどの楽器はあまり過剰に練習すると口に負担がかかりよくないとも聞く。しかし本番までにタイムリミットがある。1日にぶっ通しで何時間も練習してだいじょうぶか心配になるが、案の定口が切れてしまったという。特にこのところ春の陽気で乾燥が激しいため、口の中が四ヶ所切れて痛いと唸りながら練習するはめになったようだ。

    今までにいろんなところで演奏会をしている息子だけど、今日の会場はカーネギーホールを想わせるような大会場で、息子にとってはかなりの晴れ舞台となった。いや、私だってこんな大舞台に立ったことはない。考えてもみれば特殊な才能がない限り大観衆の中で舞台に立つってそうあるものではない。

    ミシガン州代表オーナジャズバンド2008大観衆の前でトランペットソロ
    息子が演奏している間、間違えたらどうしよう……と私はたぶん息子よりも緊張していた。なんとか終えた。口が切れていると言っていたのがわかる。いつもの力を知る私からすると、もう少し出るべき音が出た気はするが、「これは痛いな」というのが演奏から見て取れた。息子自身、「練習のときのがずっとうまくできた。最悪のコンディションだった」と残念がった。

    しかしよく頑張ったと思う。演奏が終わり素直に感動をもらったと感じた。

    全ての参加した若き将来の音楽家たちに心から乾杯!彼らの将来が楽しみだ。

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    | yahoi | Music 音楽を楽しむ! | 23:37 | comments(4) | trackbacks(0) | - | -
    オランダに行って来ました
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      オランダに行って来た。

      といっても、ミシガン州にあるHolland。移民の国アメリカには、実にたくさんHollandという地名のところがある。

      チューリップの咲き乱れる中
      ここ、ミシガン州のHOLLANDでは、毎年5月のはじめにチューリップフェスティバルが開催される。木靴を履き、オランダのかわいい民族衣装に身を包んだ何百人という地元のハイスクールの生徒たちが、チューリップの咲き乱れる町並みのなかで、ダッチダンスを見せてくれる。

      スゴイ数のダッチダンサー
      スゴイ数のダッチダンサーだ〜\(◎o◎)/!

      木靴を鳴らしながらのダンスがかわいい
      木靴を鳴らしながらのダンスが可愛い!

       オランダ情緒溢れる街を散歩しながら、その昔私が幼かった頃、「夢は?」と聞かれると、「オランダに行って、風車がバックのチューリップ畑に寝転がって、『なかよし』(少女漫画)を読むこと」と答えていたことを思い出す。(今さら『なかよし』は読みたくないけど……)

       Hollandのダウンタウンには、ホープカレッジというこぢんまりしたカレッジが共存していて、かわいい町並み。カレッジの中にあるチャペルには、二種類のパイプオルガンがあり、チューリップフェスティバルにあわせて、で、パイプオルガンのリサイタルがある。私にとって、今回のHolland に来る目的は、このパイプオルガンの音色に酔いしれること。
      こちらは、Chancel Organ
      Chcancel Organと呼ばれているオルガン

      こちらは、Gallery Organ
      こちらは、教会の中でも高いところに設置されている、ギャラリーオルガンで、屋根に直接パイプが繋がっている。

      心が洗われるようなオルガンの生演奏を楽しんだ。たまにはこんな時間もいいではないか。

      | yahoi | 行ったよ。見たよ。 | 11:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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