みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
悔いのない一生
0
    澄んだ秋晴れの15日、友人サリー(Sally)が天国に旅立った。

    サリーと出会ったのは、アメリカに来て間もないころ。新天地で暮らすことになり、異文化の壁や、わからないことだらけで日々私が奮闘中の頃だった。

    彼女はカレッジタウンのこの町で、海外からやってくる外国人家族をサポートするというグルーブの創設メンバーの一人として、ボランティア活動をしていた。

    小学生から高校生の子どもを抱え、右も左もわからず戸惑うことの多かった私は、このグループの存在を知り、何か助けてもらえることがあるかもしれないというかすかな期待を胸に、ミーティングに参加した。

    「実はあなたがはじめての外国人メンバーよ」

    と、サリーを含む4人のアメリカ人が私を迎えてくれた。

    「これから活動をはじめようとしているところで、まだ、アメリカ人しかいないの。初めての外国人メンバーは日本人ね」

    私が自己紹介をすると、

    「私も4人のお母さんなのよ。下のふたりはあなたの子どもたちと同年代だし、ハイスクールも同じだから、何でも聞いてね」

    サリーは笑顔で答えた。

    あれから、6年以上経ちもう、日々の暮らしで私がサポートを期待しなければならないことはなくなったけれど、サリーをはじめ、当時のメンバーの献身的な活動への感謝の気持ちもあり、自分の経験が少しでも還元できればという気持ちで、今も古株メンバーとしてこの会に参加している。

    サリーは、この活動のみならず、英語のわからない人たちに英語の無料レッスンをしてあげたり、地域のありとあらゆる人たちに、いろんな相談にのっるといったボランティア活動を精力的にしていた。この町で彼女を知らない外国人はいないというぐらい信望のある素敵な女性だった。

    ハイスクールの懇談会や行事でもよく出会い、そのたびにお互いの近況報告をしあったものだが、今年早々、彼女が癌におかされ、余命二年と宣告されたことを別の友人から聞き愕然とした。

    癌はすでに彼女のあちこちを蝕んでいたようで、放射線治療もむなしく、一年持つことなく逝ってしまった。友人からずっと病状を聞いていた私は、笑顔で見舞う勇気がないまま時をやり過ごした。

    ようやく今日、安らかな顔で眠る彼女に会い、最後のお別れと今までのお礼を言うことができた。

    亡くなる直前、彼女は会う人たちに、“No Regret”「悔いはないわ」と繰り返していたという。

    サリーの娘さんが、悲しみに耐えながらも明るく
    「ママありがとう。私たちを愛してくれてほんとにありがとうって気持ちなの」と語った。

    サリーは癌を知ってから、自分が「死にゆくこと」を厳かに受けとめていったという。サリーが「悔いはない」と胸を張って繰り返すことができたのも、家族を愛し、人に尽くし、目の前にある小さなことを大切に生きてきたからこそなのだと思う。彼女は自分が与えられた時間にすべきことを全うした。だからこそ悔いなく一生を終えた。

    「死にゆくこと」は、生まれた者全てに公平に与えられたこと。

    忙しい毎日を過ごしていると、ついそれを忘れてしまう。サリーとの別れで、大事なことを思い出したような気がする。「悔いがない」と言い遺しただけのことがあり、彼女のメモリアルには、1500人以上が参列したと聞く。

    | yahoi | 行ったよ。見たよ。 | 01:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
    紅葉
    0
      青い空と紅葉
      10月だというのに、このところ汗ばむような陽気。
      でも、着々と秋は深まっていて、とにかく紅葉がキレイです。


      ふら〜と公園に立ち寄ったら、見事な彩りの大木の下で、デート中のカップル発見。いい感じじゃない?私もこんどやってみよっと。
      秋の空の下
      | yahoi | 行ったよ。見たよ。 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
         1234
      567891011
      12131415161718
      19202122232425
      262728293031 
      << October 2008 >>

      このページの先頭へ