みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
おじいちゃんに捧ぐ!"Stand By Me"
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    2月最後の今日。
    まとめて2月を記す。
    1月終わりごろから体調を崩し、末息子と私は寝込んでしまった。
    ようやく回復したところで、私のパソコンがクラッシュ。
    大切なデータを全て失い呆然……。

    そして、2月14日(土曜)バレンタインデーに悲しい知らせが届いた。

    父が亡くなった。
    とりあえず、翌日の飛行機を手配しすぐ父のもとに帰った。
    13時間のフライトがいつもよりずっと長く感じられた。飛んでいるあいだ、父と共有した些細なことから大きなことまで、数々の思い出が次から次に私の頭を駆け巡り、全てのことが懐かしく、愛しく、悲しく、切なく、ありがたく思えて心臓が破れそうだった。

    父の顔を拝んだ。とても安らかな顔をしていて安心したと同時に、近親者を亡くすことがこれほど悲しいということを身を持って知った。

    滞りなく葬儀を済ませたあとも役所に出向き数々の手続きや、今後の仏事の手配など、悲しみにくれている暇もない。

    そんな中で、郡のタレントショーで息子のバンドが優勝したいう朗報がミシガンの自宅から入った。

    家を出るとき、

    「観にいくの楽しみにしていたけど、おじぃちゃんのところに行ってお別れしてくるから、全力でいいステージにしてね」

    と息子に言い残した。

    父が生きていれば、このニュースを誰よりも喜んだにちがいないと思うと、一足違いのタイミングが残念で仕方ないが、一方で父がかわいい孫を勝たせてくれたのかもという気持ちが交錯した。

    息子は、演奏の前の台詞として準備していたメッセージを急きょ変更し、「おじぃちゃんにこのステージを捧げます」と断言して演奏したそうだ。

    翌日の新聞にはその優勝を伝える記事の中に、父の名も紹介されていた。

    息子によると、今年演奏曲に決めた、“Stand By Me”は、昨年日本に帰ったときに、父といっしょにテレビを見ていて偶然耳にし、その時から「この曲!」と決めていたという。

    ついつい先日まで学校が終わると我が家の地下室で息子たちが練習していた時には気にもとめなかった“Stand By Me”の詩に大きな意味があったことに今さらながら驚いてしまう。まるで、準備されていたような気がしてならない。


    When the night has come
    And the land is dark
    And the moon is the only light we'll see
    No, I won't be afraid
    Oh, I won't be afraid
    Just as long as you stand
    Stand by me, so

    * Darling darling stand by me
    Oh, stand by me
    Oh stand, stand by me, stand by me




    ビデオに収められた映像を見ながら、息子たちがこうして音楽を楽しめるのも、父が私に音楽を楽しむ環境を与えてくれたから、そして、それを夫が引き継ぎ、我が家の子どもたちに繋いでいると思うと、父が私たちに与えてくれた全てのことに、あらためて感謝したい気持ちだ。

    家庭を大切に、一生懸命、元気に楽しく暮らしていくことこそが、私にできる父への最大の供養だと信じている。

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    | yahoi | Music 音楽を楽しむ! | 12:22 | comments(3) | trackbacks(0) | - | -
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