みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
おじいちゃんが遺してくれた贈りもの
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    昨日、アルマカレッジで開かれたジャズフェスティバルに行くのを躊躇し、息子の大切な一瞬を見逃した。昨日と同じ曲を演奏するということなので、今夜は絶対に見に行くぞとはりきっていた。そんな今日の午後、頼んであったものが届いた。

    「おじいさんが死んだらな、おじいさんだと思って一生大切にできる楽器を子どもたちに買ってやってくれ」

    その約束を守るために頼んであった、トランペットが届いた。

    私の父は晩年、気が弱くなっていて、口を開けば、自分が死んだ後に、どうしてほしいかということを話した。死んだ後の話を聞くなんて、けっして気分よくはなく、電話するのが億劫になることもあったけど、ふんふんと話半分に聞いてやっていたが、その日は先月2月14日にほんとに来てしまった。

    昨年夏に、トランペットとエレキを抱えて里帰りし、おじいちゃんのベッド横で一日中、ウルサイ音を出しまくっていた末息子だが、そんな中、「じぃちゃんが死んだら、もっといいトランペット買ってやるからな。おばあちゃんにちゃんと言っておくから」なんてへんてこな会話をしていたのを私も聞いていた。父にしてみれば、うちの家族がみんなで音楽を楽しみながら暮らしていることが心からうれしかったのだろう。

    父の希望をかなえてやりたいと、母からも連絡が入り、とりあえず、「一生大切にできる楽器」が決まっている末息子のトランペットを注文した。実をいうと、昨年まで息子が使っていたトランペットは、中国製の超B級もの。長女が父にねだって買ってもらったものだったが、長女は飽きてしまったのか、興味をしめさなくなった。末息子が中学にあがったとき、「すでにあるトランペットがもったいない」という理由で選択科目として吹奏楽を選んだ。

    そんな動機ではじめたトランペットだけど、末息子はジャズバンドに参加するようになり、トランペットがそこそこ好きになった。2005年に一時帰国したときには、息子は「ポケットトランペットもほしい」とねだり、これまた父に買ってもらった。もちろん、金管楽器は高価なので、子どもが遊ぶのには使える程度のシロモノだ。

    しかし、昨年から大きな演奏会にも出るようになり、チューンもままならない、B級トランペットでソロを演奏するにはかなり無理がでてきていた。「弘法筆を選ばず」と言いなだめながらやり過ごし、昨年夏にガレージセールでYamahaのスチューデントモデルを安価でみつけ、練習に困らなくなりほっとしていたところだった。

    ヤマハ ボビー・シューモデル
    息子が、これから一生おじいちゃんの思い出とともに、大切にするメモリアルギフトは、Yamaha のカスタムZ(ヤマハボビー・シューモデル)だ。

    商品は月曜に到着予定と聞いていたが今夜のコンサートにまにあった。息子は大喜びで「おじいちゃん」を手にして出て行った。

    おじいちゃんの贈りもので初演奏

    さて昨日の、最優秀ソリストを受賞したときと同じ演目が始まった。息子は、マイルスデイビスメドレーの中の「All Blues」では、ジャズギターソロを演奏。そして、私の大好きな曲、「I Remember Clifford」というバラードのソロと続いた。ピカピカの「おじいちゃんトランペット」の音色が会場に美しく響いた。

    そして、最後の曲は、パットメセニーの「Minuano」で、イントロ部分はシンバルを担当。オリジナルはジャズギターの曲だけど、この中で息子は派手なトランペットソロを披露。このピース、ハイスクールレベルが演奏するには、かなりレベルの高いピースだそうだ。演奏が終わると、オーディエンスは立ち上がり拍手を惜しみなく送った。

    息子が演奏している間も、鳴り止まない拍手の中でも、娘がおじいちゃんにおねだりして、トランペットを買ってもらわなければ、この楽しみはなかったかもしれないと思った。そう思うとこの瞬間があるのも、やはり父のおかげと思えてならなかった。

    長男は、おじいちゃんの思い出ギフトとして、カスタムギターを注文済み。次男と長女は、まだ決めかねているようだ。

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    | yahoi | Music 音楽を楽しむ! | 12:20 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
    やった!“木切れ”ゲット。
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      毎年、年度末が近づくと学校行事が多くなる。

      今日は、Alma College で催される、ハイスクールジャズフェスティバルに息子たちのジャズバンドも参加するというので、見に行こうか迷っていた。

      典型的なティーンエイジャーの息子は、こうした催しに、いちいち母親が追っかけて来るのを好んでいない。(まぁ、その気持ちはわかるが……)子育てもほとんど終りという、親の私からすると、我が子たちの成長の記録のどの一瞬も見逃したくないものだ。

      そんな母心を微塵も理解しない息子は、「明日は、うちの学校が、ステートジャズフェスティバルの会場になっていて、今日と同じ曲を明日も演奏するから、明日観に来ればいいよ」とやんわり、「来るな!」と誘導する。

      Almaまでは、車で20分ぐらいの距離だけど、地元ハイスクールなら、家の前なので確かにAlma より近い。迷っているうちに、「私がいないときほど、どうも運が強い息子」というジンクスが頭をよぎり、行くのをやめた。

      夜になり、息子が帰ってきた。

      "I got a piece of wood!!" 「お母さん、オレ木切れもらったよ!」

      最優秀ソリスト

      見ると、Out Standing Soloist (最優秀ソリスト)とある。

      数あるハイスクールジャズバンドが参加した中で、その日の最優秀ソリストに選ばれたらしい。

      「ちぇっ!大事な瞬間を見逃したではないか……」と後悔しても始まらない。

      よくよく、思い起こすと、実際私が何かの理由で応援に行けないときこそ、息子は良い結果を得られるみたいだ。今までに2度、500ドルという大金の賞金をもらっている息子だけど、2度とも私は見にいけなかった。

      う〜ん。見えない圧力を私が放ってしまうのか……。
      こうなると、私が追っかけて行かないことがいちばんの“応援”かもしれない。でも見たいじゃんねぇ〜。

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      | yahoi | Music 音楽を楽しむ! | 10:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
      ジャズナイト Jazz Night 2009
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        今夜は恒例の、ジャズナイト2009があった。

        ジャズナイト2009
        ついつい、先日昨年のジャズナイトがあったばかりと思っているのに、「もう?!」って感じ。恒例行事が巡るたび一年のサイクルがどんどん早く感じられることに驚く。

        こうした、子どもたちの参加行事の数々をビデオに収めるのは、自分たちのためというより、日本にいるおじいちゃん、おばちゃんに見せてあげるためと思っていたので、今回のビデオは、もう父には見てもらえないんだなと思うと、ちよっと悲しくなった。4人の祖父母の中でも、亡くなった父がこういうのをいちばん楽しみにしていた。

        長年、父の看護のために旅ができなくなっていた母は、孫のこうした行事をいつか生で見たいと、かねがね言っていたので、「自由になったことだから、おいで」と誘ってみたけど、「いくらなんでも49日も終わっていない」とのことで断念。父はあの世で、「行って来い!」と言ってるにちがいないのに……。

        ダンスを楽しむゲスト
        そんなこんなで、私の中ではまだまだ、いろんな思いが交錯しながら、ディナー&ダンスを楽しんだ。昨年説明したように、チケットを捌くのは、親の務めのうちということで、今年は奮発して、友人のコスタリカ人家族と、チリ人ご夫婦にデザート&ダンスチケットを差し上げた。

        2時間以上にも及ぶ、ダンスパーティーだけど、今年のテーマは、40'sということで、誰もがよく知っている、たくさんのスタンダードナンバーが演奏され、ジャズ好きにとっては飽きない選曲だ。

        休憩には、息子たちのジャズコンボ
        フルバンドの休憩のあいまには、州の、Solo & Ensembleという大会用に編成した、息子たちのジャズコンボがBGMを演奏。こちらでは、息子はトランペットだけでなく、ギターを担当。

        息子のハイスクールライフ、3度目のジャズナイトは楽しく幕を閉じた。

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        | yahoi | Music 音楽を楽しむ! | 10:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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