みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
ヒップホップな毎日〜夏休み始まる
0
    昨日が、2009年度最後のスクールデーだった。
    ということは、今日から長〜い長〜い夏休みだ!

    今年に入ってからというもの、連日音楽製作とその録音に忙しくしている末息子だ。タレントコンテストで獲得した賞金は全て、自分の音楽製作に必要なマイクやキーボード、各種オーディオ機器などのブツの購入に注ぎ込んだ。大好きな曲作りが、以前よりずっと楽になり、曲を作るのが楽しくて楽しくてしょうがないらしい。

    賞金で少しずつ揃えている機器

    ジャンルを問わず「良い音楽は良い」という息子も、“いまどきのハイスクールキッズ”らしく「でも自分にとって今のいちばんはヒップホップ」だという。

    6月になり、夏休みモードが高まるにつれ、連日連夜、ヒップホップ系ハイスクールキッズが我が家にゾロゾロ集って来る。「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもんだ。

    クローゼットは録音室

    ヴォーカルの録音をするのに、雑音が入らないよう、自分の部屋のクローゼットから全ての服を追っ払い、マイクとモニターをセットし、録音室に改造した。自身の作品をどんどん生み出し、曲作りを楽しむ。最近、ラップ好き若者の間では、ネットからFree Beatsなる、ラップ用のモチーフを購入して、ラップを楽しむことが流行っているらしいが、自分でリズムもメロディーも作ることが楽しいという息子はひたすらオリジナルに拘っている。

    完成した作品をネットで発表するうちに、口コミで息子の部屋で録音ができると知った近所のヒップホップキッズたちが集まって来るようになった。狭いクローゼットも彼らにとっては、ちょっとした“録音スタジオ”らしい。

    音楽活動に直接関わらない子たちも“スタジオ”前でとぐろを巻いている。週末には、録音に熱が入りすぎてお泊り組みも続出だが、親としては他所のお宅でされるより、私の目の届くところで遊んでくれたほうがいいかという気がしている。

    しかし、一口に曲作り、そして録音というが、これだけの作業をするために必要なスキルは、実はかなりのものだ。作詞には、伝えたいメッセージがなければならないし文才もいる。作曲には当然音楽的なセンスが要る。メロディーができると、曲としてどんな楽器を採用するか、リズムは?アレンジは?演奏力、歌唱力、そして録音に必要なコンピュータースキルなどなど、それはそれはたくさんのプロセスを経て一曲が生まれるのだから。

    曲が完成すると、自画自賛も甚だしく大喜びして「お母さん聞いて!」と自慢げに聞かせてくれるのは、かわいいもんだ。こうした場合、音楽に疎い父親には行かずたいがい音楽好きな私に感想を求めてくるので、「このリズムのフィル効いているとか、このベースラインがいいね」なんて言おうものなら、よくそこに気付いてくれたとさらに、自分の拘りを説明しだす。

    一生懸命オリジナル曲を作る息子の姿に、自分も彼の年には、ヤマハのポプコンに応募したり、オリジナル曲を作ってはラジオ局に応募したことを思い出し一人苦笑する。

    しかし、息子がこの頃バックパックに“辞書”を入れて持ち歩いているのには、思わずふきだした。突然、勉強家になったわけではなく、実はラップ音楽の詩には、韻を踏むこと(rhyme)がとても重要なので作詞のために持ち歩くようになったのだ。時折、いいライムがひらめくと、舞い上がって喜んでいる。

    ただ「勉強しなさい」と親が言っても聞かないのに、好きな曲作りのためなら自発的に辞書を持ち歩くのだから恐れ入る。とにもかくにも、熱中できるものがあるのはいいことだ。

    夢は、「音楽プロデューサー」なのだそうだ。とりあえず、「それならそれに向かって活動すること」が何より大切といい続けているが、さてさて、夢が叶うためには、才能も努力もチャンスも運も全てが微妙に絡みあって実現するんじゃないのかな。

    「よりによってヒップホップ?」という気がしないでもない母であったが、毎日聞かされているうちに、「あら、ヒップホップでもいいものはいいじゃん」という気がしている今日この頃。

    好きなことに、一生懸命になれるのはステキなこと。
    母は、子の夢は応援しますので、夏休みを有効に使っておくれ。
    | yahoi | 暮らし・余暇 | 14:18 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
    うっかり親子
    0
      今日は、ハイスクール年度末の成績優秀者の表彰式の日だった。

      先月のうちに、ハイスクールから「お宅のお子さんは表彰されますので、式典に是非参加して下さい」という招待状が届いていた。

      毎年、年度末のこの時期に、その年のGPA(Grade Point Average)が3.5以上の生徒が Honor Roll Studentとして表賞される。今まで、うちの子全員が毎年、表彰されてきたので、この式典に参加した回数は数え切れない。

      3人が同時にハイスクールに在籍していたときなどは、イベントのたびに一日に3回も顔を出さねばならず、悲鳴を上げたものだが、その頃を振り返ると、今はもう一人だけの心配をすれば良いので、極楽、楽チンってもんだ。

      6月3日の12時半「表賞式」とカレンダーにしっかり印をつけておいた。

      ――が、さすが4人目、最後の子ども。(……って言い訳にならん?)
      うかつにも、うっかり忘れてしまった。母親失格か?

      こうした催しに、母親として参加できるのもあと少しと、何かと感慨にふけったり、貴重な時間を大事にしたいと思っているはずの私なのに(ほんまかいな…)、ころっと忘れてしまった。自己嫌悪におちいったところで、当の表彰されたはずの本人が帰宅して言った。

      「お母さん、オレ今日表賞式に出るのを忘れた……(>_<)」

         この親にしてこの息子あり!

      息子は式典に不在だったわけだから、私が忘れずに行っていたとしたら、頭に来ているところだった。自分が忘れてしまったことを棚にあげながらも、息子に呆れた。

      「音楽の授業中に校内放送があったから、よく聞こえなかったんだよ。でも、あんなの出てもどうせ名前呼ばれるだけだし。第一、こんなピンもらったからってコレどうしろっていうの?いらんからあげる」

      そういいながら、記念の品を差し出した。
      ランプの形のピン
      3年続けて表彰された生徒がもらう記念のバッジ。



      | yahoi | - | 01:35 | comments(2) | trackbacks(0) | - | -
       123456
      78910111213
      14151617181920
      21222324252627
      282930    
      << June 2009 >>

      このページの先頭へ