みしがん・でいず

「ぼへみあん・ぐらふぃてぃ」http://gogo.chips.jp/ USA編。

のんびりゆったり子育てとシンプルライフを求めて、家族で南国サモアに移住。その後さらに米国に。日本を脱出してから、かれこれ19年が経ち子どもたちは成人してしまいました。米国・ミシガン州より発信していますジャズ好き、アラフィフ。
“フライングパンケーキ”?冗談じゃない!!
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    子どもがいると、よくファンドレイジングと呼ばれる寄付金集めのイベントに関わることになる。今日、来年催されるプロムに関わる資金集めのための、「パンケーキ朝食会」というのがあった。

    今年シニアの息子は、先日、1枚6ドルで売らねばならないチケットを10枚持ち帰っていた。とはいうものの、私も息子もどうも人にモノを売るのが得意ではない。どうしても売れなかったチケットは、そのまま返すこともできるのだが、まったく協力しないというのも気がひけるので、「寄付」だと割り切り、合計9枚を私が自腹で購入し、パンケーキを食べに行ってくれそうな友達に差し上げた。

    今日の朝9時から1時の間に、ハイスクールのカフェテリアにチケット持参で行けば、パンケーキとソーセージ、コーヒー、ジュースの朝食が食べられる。こうした寄付集めのイベントには、売ったチケットから少しでも利益を出すため、原価の安いパンケーキとかスパげーティーが定番だ。

    Mikiと娘と友だちとハイスクールのカフェテリアに向かった。

    カフェテリア前の入り口受付で、チケットを差し出すとプラスティック皿が手渡された。カフェテリアからは、パンケーキの焼けるよい香りが漂ってきている。

    ……中に入って驚いた。

    プロのパンケーキ職人(?)と思われるオジサンが、鉄板の上で手際よくパンケーキをひっくり返し焼いているのはいいけれど、焼けたパンケーキを次から次へと宙に飛ばしているではないか。

    よく見ると、こんな看板がたっている。
    フライングパンケーキ

    どうも、パンケーキをもらうには、プラスティック皿を持ってこの飛び交うパンケーキをキャッチしなくてはならないらしい。

    う〜ん。

    当然、落ちることもあるわけで、落とした人のケーキを掃除するために、ホウキとチリトリを持った生徒が横に立っている。

    フツーの日本人なら、大なり小なり「もったいない」「食べ物をそまつにするな」「ご飯を残すと目がつぶれる」なんて言葉を聞いて育っているのではないだろうか。今できたばかりの“食べ物”を投げて落として、掃いてゴミ箱に入れるのを目の当たりにし、パンケーキが飛ぶ以上に私の頭には???が飛び交った。

    私の番がきたけど、1枚落としてしまった。
    私は思わず、キャーと叫んでしまったが、こんな姿を見て順番を待っている人は笑っているわけだ。

    私が落としたパンケーキに、パンケーキ職人のおじさんは駆け寄り、足で踏んづけ、足跡をつけた。拾い上げたパンケーキを手にニッコリ。

    「はい。ワッフルの出来上がり」

    こんなやりとりは、イベントを楽しくするためのもののようだけど、私は素直に笑えなかった。というか、かなりひきつっていた。

    目の前で、今できたばかりの食べ物を足で踏んづけて、笑うなんて、少なくとも私の常識では有り得ない。普通の日本人なら笑えないのではないだろうか。

    そもそも、寄付集めのイベント、そのパンケーキの粉だって私たちが払った寄付金から出ているのではないか。それに、地球のどこかでは、飢餓に苦しんでいる国もあるというのに……そう考えたら腹立たしくもなってきた。

    何年住んでも、馴染めることと馴染めないことがあるというもんだ。ちがう文化で育ってきた者、人間のつくりがちがうってことなのかな?私たちが飲み残しの水を捨てるのと同じ程度の感覚なのかもしれない。
    | yahoi | えっ?うそっ〜! | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -
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